
皆さんこんにちは!
沖縄県浦添市を拠点に鳶・土工工事業を請け負っている
有限会社松基工務店、更新担当の富山です。
〜高所で“構造美”をつくる職人たち〜
鉄骨鳶(てっこつとび)は、鉄骨造の建築物で柱や梁を組み立て、建物の骨格を完成させる専門職です。
高層ビル、工場、ショッピングモールなど、大規模建築の多くは鉄骨構造で造られており、
その「骨組み」を現場で形にするのが鉄骨鳶の役割です。
設計図の中で描かれた線を、現実の巨大な構造体として組み上げる――
まさに**“建物の骨を立てる”仕事**です。
資材搬入・仮組み
現場に運ばれてきた鉄骨部材をクレーンで吊り上げる前に、ボルト位置や寸法を確認。
建方(たてかた)作業
クレーンで吊り上げた柱・梁を所定の位置に設置。
数十メートルの高さで、数トンの部材を正確に組み合わせます。
本締め・溶接・水平調整
ボルトを仮止めから本締めに変更し、トルクレンチで固定。
水平・垂直をミリ単位で合わせる作業は熟練の技が光る場面です。
デッキプレート設置・仕上げ
床となる鋼板(デッキプレート)を敷設し、次工程(コンクリート打設)へと引き渡します。
鉄骨鳶の現場は、常に高所作業が伴います。
そのため、安全帯(フルハーネス)・安全靴・ヘルメットなどの装備は必須。
また、ボルト1本の締め忘れが重大事故につながるため、確認作業も厳重に行われます。
現場では「声かけ」「指差呼称」「確認ヨシ!」といった安全文化が根づいており、
全員のチームワークで安全と精度を両立しています。
鉄骨鳶の仕事は、体力と集中力を要する一方で、
完成した建物を地上から見上げたときの達成感は格別です。
空の下で風を感じながら鉄骨を組み上げ、
「自分がこのビルをつくった」と誇れる仕事。
まさに**“日本の街を形づくる職人”**といえます。
若手から熟練者まで、技術が磨かれればチームの中核として活躍できます。
資格取得支援制度(鉄骨組立等作業主任者・玉掛け技能講習など)を通じて、
スキルアップを目指す方にも最適な職種です。
鉄骨鳶は建物の骨格を組み上げる建設の中核職種。
高度な精度と安全管理が求められる技術職。
高所作業を通して“都市の形”をつくる誇りある仕事。
次回もお楽しみに!
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沖縄県浦添市を拠点に鳶・土工工事業を請け負っております。
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