
皆さんこんにちは!
沖縄県浦添市を拠点に鳶・土工工事業を請け負っている
有限会社松基工務店、更新担当の富山です。
~現場の象徴・鳶職という生き方~
建設現場の中で、ひときわ目立ち、人々の目を惹きつける存在――それが 鳶職人 です。
高所を颯爽と移動し、迷いなく足場や鉄骨を渡り歩く姿は、見る人に強い印象を与えます。
その迫力ある動きは、まさに「現場の花形」と呼ばれるにふさわしいものです。
しかし、鳶職が“花形”と呼ばれる理由は、見た目の華やかさだけではありません。
そこには誇りと責任、そして長い歴史の積み重ねがあります。
鳶職のルーツは江戸時代にさかのぼります。
当時、町火消と並んで「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるほど、人々に親しまれていました。
鳶口(とびぐち)という道具を操り、火事場での活躍や建築の場での働きぶりは、町人から尊敬を集めました。
現代においても鳶職は、建築工事の最前線に立ち、危険と隣り合わせの中で現場を支える姿勢が変わることはありません。
その伝統と気質は、脈々と受け継がれています。
鳶職が花形と呼ばれる理由には、次のような背景があります。
高所での作業
地上数十メートルという場所で、平然と鉄骨を渡る姿は圧倒的な迫力。普通の人なら足がすくむような場所で仕事をこなす姿は、尊敬と驚きを集めます。
現場を見渡す存在感
鳶職人は、足場や鉄骨の上で作業するため、自然と現場全体を見渡せる立場にあります。そのため「現場の進行役」としても重要な役割を担っています。
安全の起点
鳶職が組み上げる足場や骨組みは、他のすべての職人が安心して働くための基盤。つまり「安全の花形」として現場を支える存在なのです。
鳶職は誰にでも務まる仕事ではありません。
以下の資質が必要です。
恐怖心を克服する勇気
高所作業には常に危険が伴います。恐怖心を完全に消すのではなく、恐怖を理解したうえで冷静に対応できる力が不可欠です。
抜群の体力とバランス感覚
重い資材を担ぎながら、細い足場の上を移動するため、体力と平衡感覚が求められます。
仲間を思いやるチームワーク
一人で完結できる仕事ではありません。声掛けや合図を大切にし、仲間を信頼し合うことで現場は成り立っています。
鳶職が「花形」と呼ばれるのは、単なる派手さではなく「現場を支える誇りと責任」を背負っているからです。
華やかさと同時に、安全と仲間を守る使命感を併せ持つ鳶職人。
その姿は、現代の建設現場においても変わらず輝いています。
次回もお楽しみに!
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