皆さんこんにちは!
沖縄県浦添市を拠点に鳶・土工工事業を請け負っている
有限会社松基工務店、更新担当の富山です。
〜構造の美と命をつなぐ“空の職人”〜
橋梁鳶(きょうりょうとび)は、橋の建設現場に特化した鳶職人です。
道路・鉄道・歩道橋など、地域をつなぐ構造物を支えるために、
高所かつ不安定な環境下で正確な組立作業を行います。
一般の建築鳶と異なり、橋梁鳶は**「斜張」「アーチ」「桁橋」など構造形式ごとの特性**を理解し、
現場条件に合わせた設置手順を緻密に計画します。
仮設足場・作業床の組立
川・谷・海上など不安定な立地条件の中で、まず作業足場を設けます。
桁(けた)・橋脚部の据付
重量物を大型クレーンやベント(仮支柱)で支え、ミリ単位で位置決め。
連結・ボルト締め・溶接
橋桁をつなぎ合わせ、橋全体の強度と安定性を確保。
現場溶接や高力ボルトの締結には資格と熟練が必要です。
吊り橋・アーチ橋のケーブル設置
高所でのバランス調整が要求される危険度の高い工程。
チーム全員の連携が命綱となります。
橋梁鳶の現場は、一つのミスが全体構造に影響するほどの緊張感があります。
重量物を扱うため、風向・風速の管理、吊荷の揺れ制御など、
物理的な知識と経験が欠かせません。
施工管理者との綿密な打ち合わせ、
作業前点検、クレーン合図者との連携など、
安全・精度・チームワークの三拍子が求められる現場です。
橋梁鳶の仕事は、地域と地域をつなぎ、人の暮らしを支える社会的使命を持っています。
一つの橋が完成するまでに、何百トンもの鉄骨を手で組み上げる。
そこには、機械では代替できない人の技と感覚があります。
「自分たちの手で、人と人を結ぶ道をつくる」
それが橋梁鳶という仕事の本質です。
若手でも、努力次第で大型橋梁プロジェクトに参加するチャンスがあります。
現場での経験が、やがて一級技能士や施工管理者への道を開きます。
橋梁鳶は橋の建設に特化した高技術職。
高所・重量物・精密施工の三要素を極める職人。
「人と地域をつなぐ」社会的意義を持つ誇りある仕事。
💬 鉄骨鳶も橋梁鳶も、“空の上で構造を創る”誇り高き仕事です。
安全を守りながら、構造物を組み上げるその姿勢こそ、
日本の建設技術を支える原動力といえるでしょう。
次回もお楽しみに!
有限会社松基工務店では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
沖縄県浦添市を拠点に鳶・土工工事業を請け負っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
![]()