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🏗️重量鳶 ― 巨大な機械を操る“現場の芸術家たち”

皆さんこんにちは!

 

沖縄県浦添市を拠点に鳶・土工工事業を請け負っている

有限会社松基工務店、更新担当の富山です。

 

 

 

🏗️重量鳶 ― 巨大な機械を操る“現場の芸術家たち”

 

 

 

建設現場で「重量鳶(じゅうりょうとび)」と呼ばれる職人は、建築構造の中でも特に“重さ”を扱うスペシャリストです。
彼らの仕事は、重量物・機械設備の搬入・据付・解体・移設といった、工事全体の要(かなめ)を担うもの。


力強さと繊細な操作、そして安全を守る冷静さ――この3つを兼ね備えた、まさに“現場の職人魂”が息づく仕事です💪


⚙️ 巨大な重量物を“動かす”という使命

 

重量鳶が扱うものは、空調機や発電機、プレス機、配電盤、ボイラー、鉄骨など、数百キロから数トンにも及ぶ機器ばかり。
ただ「重いものを運ぶ」だけではなく、限られた空間の中で“正確な位置に据え付ける”ことが使命です。

工場の生産ラインやビルの機械室、病院の屋上機器など――現場の状況は毎回違います。
狭い階段やエレベーターを通れない場合は、クレーンやチェーンブロックを駆使して窓から搬入することもあります。
その際、機器を吊るワイヤーの角度や、重心バランスの見極めが非常に重要です。

「あと5ミリ左!」「ゆっくり下げて!」
鳶職たちの声が響く中、巨大な機械がぴたりと所定の位置に収まる瞬間――それは息をのむほどの緊張と達成感に包まれます。


🧱 現場で生まれる“職人の連携”

 

重量鳶は、チームワークの極致とも言える職業です。
一人が少しでも動きを誤れば、数トンの重量物が揺れ、作業全体に危険が及ぶことも。
だからこそ、**「声の掛け合い」「呼吸の一致」**が何より大切です。

ベテラン職人は、若手の手元を見るだけで次の動きを察します。
「声を出す前に伝わる連携」――それが熟練の証。
この精密なチームワークが、現場の安全と精度を支えています。


⚠️ 安全への意識と“見えない準備”

 

重量鳶の仕事は、表に見える作業よりも**「準備」が命**です。
機械の重心を計算し、吊り点を決め、ワイヤーの角度を調整。
たった1本のシャックルの向きやピンの締め方が、安全を左右します。

現場では、「吊る前に8割の仕事が決まる」と言われます。
つまり、準備の正確さこそが仕上がりの美しさにつながるのです。


🏆 まとめ

 

重量鳶は、力と技と緊張感のバランスを極めた仕事です。
巨大なものを“動かす”という迫力と、それを“寸分違わず収める”繊細さを兼ね備えています。

👷‍♂️求職者の方へ
「手に職をつけたい」「ダイナミックな現場で成長したい」――そんな方にぴったりの仕事です。
最初は先輩の補助から始め、玉掛けやクレーンの資格を取得しながら、一人前の職人へと成長できます。
自分の手で巨大な機械を“動かす”――その瞬間の達成感を、ぜひ味わってください🔥

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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